すでにご存知の方も多いと思いますが、Adobe Flash Playerのサポートが2020年で終了します。
Adobe Flash Playerとは、Adobeが提供してるアニメーションの規格の一つです。
Adobe Flash Playerのサポート終了は、電子ブックにどのような影響があるのでしょうか?
Flash形式の電子ブックやホームページのデメリット
Flash形式の電子ブックやホームページは、プラットフォームに依存せず動画や音楽といった要素を手軽に取り入れられる一方、いくつかのデメリットも指摘されていました。
【デメリット1】iOSで閲覧できない
日本ではシェア率の高いiPhone。Flashは、そのOSであるiOSを利用してるデバイスで閲覧できません。
【デメリット2】SEOに弱い
FLASHは基本的に検索エンジンにヒットしないため、SEOを図るためには別途HTMLを生成し紐付けが必要です。
【デメリット3】制作や更新作業がしづらい
Actionスクリプトの開発スキルやコンパイル環境の準備が求められます。
【デメリット4】脆弱性
深刻な脆弱性が存在することが確認されています。
サポート終了後に、インストール済みのAdobe Flash Playerがただちに動作しなくなるわけではありませんが、すでにブロックを開始しているブラウザもあります。
サポート終了により、多くのデバイスでFlashコンテンツは表示されなくなっていくと思われます。
Flash形式に代わる規格は?
サポートの終了するFlashに代わり現在普及しているのが、主要ブラウザ各社が取り入れている「HTML5」です。
元々テキストを記述する言語だったHTMLは改良を重ね、「HTML5」になった現在はSEO対策との相性もよく、Flashを使わずにアニメーション表現などのリッチコンテンツにも対応した言語になりました。
弊社の電子ブック制作代行「eCata」はHTML5形式で作成していますので、 Flashサポート終了の影響は受けず安心してご利用いただけます。
また、PDFファイル1つでHTML5化できる手軽さから、多くのお客様にご利用いただいているeCata。
まだFlash形式の電子ブックをご利用でしたら、この機会に乗り換えのご検討をされてみてはいかがでしょうか?